トラックを売却する場合、面倒な手続きは買取業者が代わりに行ってくれることが多いため心配は要りませんが、売却に伴う必要な書類は自分で用意しなくてはいけません。初めて売却する人や買取のことをあまり詳しくない場合は、どの書類を用意すれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこでここではトラック売却時に必要な書類について説明を致します。まず売却を決める前に見積もり査定をしてもらいますが、その時に必要な書類は自動車検査証(車検証)です。

車検証は、売却するトラックが自動車保安基準に適合している事を証明する重要な書類ですので、もし紛失してしまった場合は運輸支局に依頼して再発行をしてもらいましょう。もう一つ必要な書類は自賠責保険証明書で、加入が義務付けられている保険である為提出の必要があります。査定が終わり買取の契約手続きをするとなった時は、譲渡証明書が必要になります。譲渡証明書は、買取業者へ自分のトラックを売却しましたよということを証明する書類ですが、買取業者側が用意してくれていれば必要はありません。

もう一つは譲渡の際に必要な印鑑登録証明書で、自分で各市町村へ依頼をして用意をして下さい。ただし発行日から二ヶ月以内のものというきまりがあるので注意しましょう。その他にも支払いに関しての提出書類があり、一つは自動車税納税証明書ですが、領収印があるものを有効とします。二つ目はリサイクル券ですが、買い取り業者が廃車手続きも行い廃車料も負担してくれている場合は必要なく、あくまでも売却する側が事前に廃車の費用を支払っている時だけになります。

以上のようにトラックを売却する際は、事前にこれらの書類を用意して準備万端にしておきましょう。